今日のお題
①Money
【共同】
「Jリーグの羽生英之事務局長は8日、選手の移籍に関してまとめた国内ルールが選手協会の合意を得ていなかったことを明らかにした。当初の予定だった10月からの改正案施行が危ぶまれる事態となった。Jリーグは、国際サッカー連盟(FIFA)規定に沿った基本規定の改正を理事会で承認済みだが、23歳以下の選手が移籍する際、それまで育成してきたクラブに支払われる補償金の額について、国内独自のルールを定める方針を打ち出していた。羽生事務局長は「金額、期間、年齢について口答で合意できたと思っていたが、選手協会から合意していないというレターが届いた」と困惑気味に話した。一方、選手協会の高野純一事務局長は「合意はしていない。(補償金を)FIFA基準に合致させてほしい」と話しており、移籍しやすくするために補償金の減額などを求めているものと思われる。
【スポニチ】
「Jリーグの羽生英之事務局長は8日、選手の移籍に関してまとめた国内ルールが選手協会の合意を得ていなかったことを明らかにした。当初の予定だった10月からの改正案施行が危ぶまれる事態となった。Jリーグは、FIFA規定に沿った基本規定の改正を理事会で承認済みだが、23歳以下の選手が移籍する際、 それまで育成してきたクラブに支払われる補償金の額について、国内独自のルールを定める方針を打ち出していた。羽生事務局長は「金額、期間、年齢について口答で合意できたと思っていたが、選手協会から(7日に)合意していないというレターが届いた」と困惑気味に話した。選手協会の高野純一事務局長は「合意はしていない。(補償金を)FIFA基準に合致させて(減額して)ほしい」と話している」
【報知】
「国際サッカー連盟(FIFA)ルールに基づき、Jリーグで今オフから移籍金が撤廃される問題で、新たに導入される「トレーニング育成費」を巡り、リーグ側とJリーグ選手協会(JPFA)側の交渉が難航していることが8日、分かった。契約が切れる選手は移籍金なしで移籍できるという基本線はすでに決定しているが、問題となっているのが、在籍年数により獲得クラブが所属クラブに支払う「トレーニング育成費」の金額。リーグ側は、大卒、高卒を問わず、新入団から3年目まで1年につき800万円(金額は推定)を主張していたが、 JPFA側は400万円の減額を要求している。今後、両者は交渉を続けていく」
【サンスポ】
「Jリーグが導入を目指す「トレーニング育成費」の案について、J選手協会が同意していないことが8日、分かった。 Jでは国際サッカー連盟(FIFA)規定に基づき、今オフから移籍金を撤廃して「育成費」を導入の方針。23歳未満の選手が移籍の際、新所属クラブが過去の所属クラブへ規定額を支払うもので、10日の日本協会理事会で正式決定する方向だった。FIFAは日本などアジア主要国のクラブへ移籍時の育成費を「所属1年につき約400万円」などと規定。しかしJ案はこれより高額で、選手協会はFIFA基準との合致を求め、同意できない旨の文書を7日に日本協会へ送付した」
一言
「まず、スポニチは共同通信の記事をコピペし削っただけ。無責任。今年からJリーグの移籍金撤廃となったがその周辺が慌しかったようだ。まだ、FIFAから通達されている国内紛争解決室の設置や選手の最低契約条件の遵守などの問題が取り残されているらしい。どうして、こういう問題が生じるのか?また、Jリーグ側と選手会側でどうしてこのような見解の相違が生じるのか?こうした問題をメディアが根本から追及するべきなんだけど、上記の通り事実をそのまま伝えただけ。地味で話題性に乏しいから…それと何故Jリーグ独自の金額が設けられるのだろうか?サラリとこの問題を流してしまうと、プレーを含めてマネージメントも何時までも世界基準のサッカーに追いつかないと思う。やはり、ルールや基本を守らないと。W杯招致どころではないよなぁ。この問題の原因が知りたい」
参考文献
『サッカー批評』ミカミカンタ「Jリーグはなぜ移籍金撤廃に動いたか?」issue43

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