今日のお題
①対山形戦メディアが書かなかったこと
②高原大丈夫?
③鹿島―川崎戦の行方
その他
①対山形戦メディアが書かなかったこと
各スポーツ紙のWEB記事をチェックし、要旨と言う形で比較した後、各紙で述べられていない点を述べてみたい。各紙を長々と載せるのも何だし、「著作権」があるので要旨のみでまとめた。ご寛恕のほどを。
【報知】
一言
「事実経過、連敗ストップや田中達也の復帰などを記述。問題点はパスミスからカウンター攻撃を受けたことを指摘。併せて選手のコメントも載せいている」
【スポニチ】
一言
「やはり、連敗終了を掲げ、事実経過を記述。フィンケ監督がJ1中断期間に戦術で何も改善策をしなかったと指摘している。それから、問題点を「厳しく」指摘している。常に、そういうスタンスなのだろう。何もフィンケ監督が対策を講じなかったわけではない!次の川崎戦がレッズの評価で大切だそうだ」
【ディリー】
一言
「やはり、連敗終了から入り、事実経過を記述。レッズに対して肯定的な記述が多い。課題は決定力と守備力の点であるとの指摘。選手へのインタビューを交えながら、やはり、次の川崎戦の重要性を指摘している」
【サンスポ】
一言
「やはり、連敗終了から記述。フィンケ監督の表情の記述の後に簡単な事実経過の記事を掲載。一番少ない文字数できわめて簡素である」
【日刊】
一言
「やはり、連敗終了から事実経過の記述。また、独自の取材によるチームのエピソードを挿入している。唯一の署名記事である。とても丁寧な取材と記述だと思う。事実記載、問題点、コメントなどを見事に構成していると思う。一番しっかりした記事だと思う。硬軟、成否交えた記事だと思った」
各紙で語られていない点
①守備―TVで観戦した限りでは、坪井と闘利王のディフェンス・ラインは、何度かカウンター攻撃を仕掛けられたが、かなり深めに形成されていたし、押し上げも慎重だったと思う。何より闘利王のオーバーラップも少なかったのではと思う。前半は本当に「我慢」していたと思う。J1中断以前の闘利王の「焦り」がかなり消えたと思う。だって、それまでマイナスのオーラが凄かったもの。オランダ遠征で「気」を「発散」できたのかもしれない。また、完璧とは言えないが、ディフェンス時のマン・マークも各選手が以前よりはしっかりしてきたと思う。まだまだだけど。右サイドの細貝選手がとても頑張ったと思う。このまま左CB起用で良いのではと思う。また、何より守備から攻撃への切り替えが、過去の試合より早くなったのではないだろうか?基本的にサッカーは攻撃、攻撃から守備、守備、守備から攻撃への基本動作の反復。過去の試合を観ていると、こうした基本動作の切り替えが上手く出来ていなかったのではないだろうか?昨日はボールを山形からインターセプトしてから守備から攻撃への切り替えが以前よりスムーズだったと思えるのだが。右サイドの失点はとても残念だった。この点は課題だと思う。また、後半出場の堀之内がレッズにとってなくてはならない攻守の要の存在であると思う。
②攻撃―エジミウソンはターゲットマン、ポスト、楔のプレーや守備での貢献など献身的であったと思う。フィンケ監督が言っていたように、ゴールが生まれるのは「時間の問題」だと思う。昨日のシュートは、どうしてもポストに嫌われてしまったみたいだ。原口も何度もペナルティーエリア内で突破を図り、何時ゴールが生まれてもおかしくないと思った。守備でも貢献している。
中盤でも鈴木啓太がオーバーラップしたり、阿部が中盤のプレスでアクセントとなっており、二人の攻守での活躍が大きかった。
③7+11+15+24+33=?(攻撃力が未知数)。山田直輝が復帰した場合、田中達也や梅崎との前線での攻撃ヴァリエーションはどのようになるだろうか?私はポンテ以外にボールやゲームをコントロールできる選手が必要だと思う。そういう意味では、山田直や梅崎に頑張って貰いたいのだが。さらに、その後ろに阿部がいることも今後の攻撃のヴァリエーションになればとても面白いと思う。チームの能力はまだ未知数だと思う。
④フィンケ監督―まだ、深層心理や哲学を披瀝していない。この人かなり奥深い知性を持っていると思う。要注意。私はルドルフ・シュタイナーが鍵だと思うのだが…
詳しいインタビューは『浦和レッズマガジン10月号』のロングインタビューに譲ります!
②高原は大丈夫だろうか?
一言
「報知新聞では高原の体調不良を掲載していたが大丈夫だろうか、インフルエンザだろうか?持病のエコノミークラス症候群でなければ良いのだが。早く良くなって下さい」
③鹿島―川崎戦の行方
一言
「スポニチやサンスポで取り上げられていたが、鹿島-川崎戦の取り扱いが今週の大きな話題になると思う。明日のJリーグ理事会で試合の取り扱いが決められる。もし、川崎の立場がレッズだったら…。犬養さん、鬼武さんどう対処しただろうか?繰り返すけど、協会、Jリーグ共にルールに関する基本的な問題が多すぎる。これでW杯招致なのだ…今でも日本のサッカーの取り決めは「村レベルの政治」でやっているように思えてしまう。とても近代民主主義とは思えない。ルールが先行しての組織運営ではないと思う。事が起きてから後手、後手の対応だもの。今週末のレッズ戦に何らかの影響を与えないだろうか。川崎はかなりモチベーションが上がっているから侮れないと思う。私は残り時間からの再試合か、残り時間があるけど川崎の勝ちとしたい立場だ。再試合を認めるのはおかしいと思う」
参考文献 『政治の教室』橋爪大三郎 PHP新書
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