2009年9月11日金曜日

俊輔が水野晃樹に語ったこと

皆さん今晩は、今日もお疲れ様でした。
今日のお題
①俊輔が水野に語ったこと(farewell gift‐餞別‐)
その他


soccernews.comの見出しを眺めていたら、セルティック水野の見出しがあり辿ってみた。スコットランドのデイリー・レコード新聞のサッカー記事のセルティックの項目で水野晃樹のインタビューが掲載されている。インタビューはスコットランドで9日夜に行われたようだ。見出しは「中村俊輔が、セルティックでの成功の秘訣を教えてくれたと水野晃樹は語った」とのタイトルでクリス・ロバートの記事である。その内容を抄訳だけど、ここに掲載します。水野のコメントは全部掲載しています。クリス・ロバートの記述のみ部分的に省略しています。読みたい方は、原本の記事を読んで下さい。
『中村俊輔は、スペインに発つ前に水野に、現状を維持したいのならフレンチポテト(ポテトフライ)を食べるのを止めるように警告された。
水野はセルティックの英雄であり日本人である俊輔に続きチームで活躍するために何をするべきか語った。
俊輔は6月にスペイン、エスパニョールに発つ前に水野に、「もし、ポテトチップと酒を断たなければ、栄光への試練が待ち受けている」と語ったという。
しかし、水野はどうやら先週カナダ、トロントへの遠征でのベンフィカとの試合の後で、ビールを飲んで羽目を外したらしい…
水野「俊輔(注-多分敬意を表してファーストネームで呼んでいる)は、偉大な選手だったし、セルティック・サポーター達に敬愛されているよね」
水野「僕は俊輔を間近で見てきたし、多くのことを彼から学んだし、どうしたら彼のように偉大なセルティックの選手になれるかを教えてもらったよ」
水野「俊輔は、僕に「酒とポテトチップスは止めろ」とアドバイスしてくれたけど、実はある夜1回だけ約束を破ったんだ。もう二度と約束を破らないよ。お酒を呑んだけど気分は良くならなかったしね」
水野はフィジカルを鍛えているため、去年7月に日本からグラスゴーに移籍して来たときよりも逞しくなった。
水野「僕は大きくないし、俊輔みたいに小柄である。俊輔と僕の違いは、俊輔は技術力があり敵からボールを奪われない技術力があることだよ」
水野「僕は背が高くないし、今はフィジカルを鍛えているけど、セルティックに来てから俊輔のように技術力を上げる必要があることが解ったし、簡単にボールが奪われてしまうことが解ったんだ」
水野「スコットランドでは、能力だけでは不十分だってことがわかったから、トレーニングの後にフィジカルを鍛えているだよ」
中村俊輔がスペインに去ると、彼を取り巻いていた取材陣も消え去り、水野は侘しさを感じざるをえなかった。
しかし、水野はクラブでは一人っきりではなかった。実際には、穏やかで静かな日々が、水野を日出ずる国からセルティックの新たな星になるべき気持ちをよりいっそう強くした。
水野は「僕は日本の取材陣がいなくなっても寂しくないよ」と語った。
水野「俊輔が日本で大スターでだってことは解っていたけど、僕は俊輔がしてきたように日本の新聞の見出しになるような活躍をしなければね」
水野「そう、僕がセルティックで大活躍して、チーム内でポジションを取ることだよね」
Aiden McGeadyとShaun Maloneyの両ウイングがいるポジションでのポジション獲得は困難を極める。
水野は昨シーズン10試合で1得点でだったが、今シーズンは活躍できると確信している。
水野「新しい生活とクラブに慣れるのに時間が必要だよね。とくに、日本のような国から来た場合はね」と語った。
水野「僕はゴードン・ストラカンは好きだったし、こうしたチャンスを与えてくれた彼に感謝してるけど、今は新しい監督になったから、自分をアピールしなくちゃね」
水野「Ibroxでレンジャーズと対戦したときはショックだったけど、1-0で試合に勝てた。その雰囲気全てが、ここで成功したいと言う気持ちにさせたんだ」
水野「僕はMcGeadyやMaloneyのような偉大な選手のようにチーム加わって激しいポジション争いに加わりたいね」
水野「だけど、ぼくは自分のやり方でチームに貢献できると信じてるよ。僕はTony Mowbrayと試合でプレーできることが好きだし、すぐに試合に出場できると思うよ」
水野「僕の契約は2年残っているし、更なる成果を収めたいんだ」
もし、水野が成功したら、水野はパブでの祝杯に出かけなくなるだろう』

一言
「ここに一人の若い侍の言葉を紹介します。たまたま海外のサイトを見ていて気になって、ネタ元を調べて読んでみた。まず何が違ったかと言うと、新聞のサイトなのに、サッカーのサイトが非常に充実していることが素晴らしいと思った。日本のスポーツ紙と比較にならないほど豊富な内容である。文化と意識の差であろう。オランダ遠征で本田が大きく取り上げられたが、水野も同世代で移籍するまでジェフ千葉で活躍し昨年セルティックに移籍したが現在まであまり目立った活躍はしていない。しかし、中村俊輔がスペインに移籍し、ストラカン監督が止めてしまい新たなチーム体制での挑戦である。おそらく、中村俊輔は水野にたくさんの言葉を残していると思う。彼の著作『察知力』を読むと本当に一人の人間としての知性と洞察力が優れていると思う。その俊輔の近くで水野が何を学んだのかこれからの活躍で是非見せてほしいと思い今回インタビュー記事を掲載してみた。最後に、全く知らなかったけど、ウィキペディアによるとレッズの鈴木啓太は水野の従兄なのね。驚いた!最後につたない訳ですので、誤訳の責任は管理人に帰します。悪しからずご了承ください」
参考文献
中村俊輔『察知力』幻冬舎新書

今日のお薦め
Dvorak     「Symphony No.9,“From the New World”(新世界より)」
Thin Lizzy    「Boys are back in town」フィル・ライノットあたりを…
Keith Jarett  「Be my love」



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