2009年9月12日土曜日

Look ahed-「前を向いて」-信藤健仁TDより-

皆さん今晩は、今日もお疲れ様でした。
今日のお題
【レッズ公式サイト】より
①試合前フィンケ監督のコメント
②「前を向いて」-信藤健仁TDより-
その他


①試合前フィンケ監督のコメント
フォルカー・フィンケ監督 2009シーズンJリーグ第25節モンテディオ山形戦 前日のコメント
「ここ2週間の中断期間でできる限りいい練習をするように努力してきました。もちろんケガ人の状況などもありましたし、何人の選手がこの練習に参加できるかは少しずつ違っていましたが、それでもできる限りの練習を積むことができたと私は思っています。代表選手が戻ってきましたし、明日までに何かケガのことに関してあまりうれしくないニュースさえなければ、3人とも試合のメンバー入りすることになると思っていますし、試合に出場することもできると思います。ただし、阿部と闘莉王には彼らがどのくらい代表での試合に出たかという違いがありますので、そこは少し様子を見ないといけないところがあるかもしれません。阿部が試合に出たのはすごく短かったわけですし、闘莉王は2試合分、出ているわけですから。
 もちろん私が願っていること、それは来週、山田直輝が戻ってくることです。そしてこれからもまだまだJの試合が続くわけですし、たくさんの試合をこなしていくために台所事情がよくなることを願っているわけです。そういう意味では彼が戻ってくることはとても喜ばしいサインだと思います。
 田中達也はとてもいい形で練習をこなすことができましたし、とても負荷の高い練習も大きな問題なくこなすことができています。しかし、現時点で言えることは、彼が試合に出られる状況なのかそうでないのかは、彼本人の判断にもよるところがあるということです」
一言
「今日の練習はどうだったのだろうか。やったのかな。全体的に肯定的は表現に終始しており、良い意味で変化がない。オランダ遠征組3人も明日は大丈夫みたい。山田も来週復帰ということで一安心。セルヒも大丈夫かな。田中達也は?フィンケ監督は微妙なニュアンスで答えている。明日のサプライズであろうか?」

②「前を向いて」-信藤健仁TDより-
「 シーズン終盤に向けたクラブからのメッセージを信藤TDよりお伝えします。チームは日本代表活動期間により、この2週間、リーグ終盤に向け、非常に集中した密度の濃い練習を行っています。クラブ・チームの考え方、取り組みに関しては、TalkonTogether2009でもお話しさせて頂いておりますが、シーズン終盤に向けたクラブからのメッセージを信藤TDよりお伝えします。
◆最後まで全力で
フィンケ監督のもと開幕から昨年と全く違うサッカーがピッチ上で展開されていることは、既にご存知いただけているものと思います。また若手選手を積極起用し、経験を積みながら、大きく成長してくれています。この短期間に、これだけチームの変革が進んでいることについては、一定の手ごたえを感じています。
しかしながら、ここ数試合において想像以上に結果を残せない試合が続き、私達は危機感を持っております。私たちが目指すコンパクトなサッカーは運動量が豊富で連動性が重視されます。7、8月は気候からも運動量が落ち、選手のケガも多く、それにより少しずつ連動するタイミングにズレが生じていました。これらの原因を探求し、さまざまな角度から分析したものをもとに改善に向けて日々努力しています。
チームはトンネルに入り苦しんでいます。まだまだ厳しい戦いが続きますが、重要なのはチーム一人一人が自分の役割をしっかりと果たし、最後まで全力で闘うことです。私は、必ずそれが出来ると思っていますし、監督と選手を信じています。
来シーズン以降もレッズスタイルを築き続けるためにも、終盤の一戦一戦がとても大切になってきます。最後まで上位を目指して闘います。
◆大掛かりな補強は行わず
夏のウインドー期間(移籍可能期間)では、レッズの目指すスタイルに適合し、戦力アップにふさわしい選手で且つクラブの経営からの視点で適切な投資となる選手をリストアップし獲得に動きましたが、大掛かりな補強は行いませんでした。
この半年間で経済の状況はかなり悪化しており、クラブは少なからずその影響を受ける可能性があることを認識しておかなければなりません。このような時は、よく見極めて投資していく必要があります。当然、来シーズンに向けた補強は、アジア枠の活用も含め既に動いていますが、これについては、もう少し後でお話ししたいと思います。
◆レッズスタイルの構築に向けて
我々が取り組んでいる事は、長期にわたって成功を収められるチーム作り、短期間の成功だけではなく、長期にわたって君臨できる強いチーム作りです。
クラブが、そしてチームが哲学を持ち、どんなサッカーをするのか。浦和らしい常勝チーム、そしてアジア、世界で戦えるチームを作りたい。数人のスター選手からなるチームではなくチーム一丸で闘う、「11人でベストになるチーム」にしていきたいと思っています。
サッカーにおけるスタイルは長きに渡る歴史の中から生まれてくるもので、少々大げさかもしれないですが、「魅力あるサッカーをする、そして勝つ」ことです。そこに浦和レッズの未来があると、私は考えています。
クラブを通じて、ファン・サポーターの方々のいろいろな意見をお聞きし、多くの方々が「レッズの魅力的なサッカーが見たい」という思いを抱いていると認識しています。そこがひとつの原点であると思っています。
私自身、浦和だからこそ目指すべきであり、浦和だからこそ目指せるものであると確信しています。
ただし、リーグ戦7連敗という現実は真摯に受け止めなければいけません。チームスタイルの構築の途上とはいえ、本来起こってはいけない事です。
変革の途中ですが、終盤に向け皆さんと心をひとつに闘う『ALL COME TOGETHER!』が始まります。ファン・サポーターの方々と一枚岩になり、前進していきたいと思っていますので、クラブの取り組みについてご理解を賜り、チームに対しまして一層のサポ-トを宜しくお願い致します。
※なお、今後も皆さまへ随時、クラブからのメッセージをお伝えさせていただく予定です」
一言
「信藤TDも犬養会長のフィンケ監督への発言や原口のU-18招集問題があったから東奔西走だったよね。大きく要点をまとめると、①フロントがフィンケ監督の方針を支持していること、②選手補強は財政上やチーム戦略上から現状では行わないこと、③チームは進化過程であること。つまり、我々はチームを見守り、応援するべきだよね」

最後に
 今日、『浦和レッズマガジン』10月号が発売された。巻頭インタビューは梅崎司選手で、その次には島崎英純氏によるフィンケ監督のロングインタビューが掲載されていた。監督のコメントを読む限りでは、怪我人が続出したこととメディアが騒いでいる以外に問題点は感じられず、チーム再建は続行している様子。先の梅崎司選手のインタビューでは、「今はチームが、選手が監督を信じて突き進んでいく時。それが一番大事だと思っています」と語っている。今のレッズの種々の課題は、チーム力がプラスの方向へ改善するための課題であると思う。
 「雨降って地固まる」。日本代表のオランダ遠征によるJ1中断が、レッズの戦力にとっての恵みの時であればこれ幸い。さらに、時を見計らったようにフィンケ監督と信藤TDのコメントが公式サイトで公表された。メディアを介さずにチームのコメントが直接確認できることは大変ありがたい。明日、レッズは長いトンネルを抜けるように祈り応援しよう!良い週末を!

今日のお薦め
Smetana 「Die Moldau」カラヤンあたりで。
Pretenders 「Don't get me wrong」余談:アルバム『Get Close』はBob ClearmountainとJimmy IovineプロデュースでBassがTM StevenでBassラインが見事、心地好い。多分、あのPrincess Princessの曲「Diamond」の元ネタだと思う。曲調やベースラインがそっくり。
Def Leppard 「You're so beautiful」
Oscar Peterson 「Cool walk」

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