今日のお題
W杯招致の勝算は?
www.soccernews.comによると、日本がすでに招致を表明している2018年、2022年W杯に、オーストラリアも立候補したそうだ。これで、合計8カ国がW杯招致に立候補したことになり、ヨーロッパはイングランド(1966年第8回大会開催国)、ロシア、アジアはオーストラリア、インドネシア、韓国(2002年第17回大会共催国)、日本(2002年第17回大会共催国)、中東はカタール、そして北米大陸のアメリカ(1994年第15回大会開催国)となっている。この中で、W杯をまだ開催していない国は、ロシア、インドネシア、カタール、オーストラリアである。基本的にフランスなど一部の国を除いて2回以上W杯を開催した国は少ない。恐らく、非開催国が優先されるような予感だし、何よりもFIFAの理事会内の政治的駆け引きで決まるらしいから…その内、中国も立候補したりして…ますます、厳しくなった日本のW杯招致…
さらに、共同通信記事によると、今日は協会の犬飼会長が文部科学省の川端達夫文科相を訪問し、W杯招致への協力を要請したそうだ。その際、犬養会長は川端文科相にW杯開催のために「8万人」収容のスタジアム新設の方針を述べ政府への協力をも要請したらしい。
が、政権交代と景気低迷の現状で、8万人収容のスタジアム建設の構想までは良いとして、建設の実現と完成後、W杯での稼働率は良いとして、W杯後のスタジアムの維持管理、利用にどのような経営的、肯定的見込みがあるのか?今、Jリーグ公式戦で6万人オーバー収容の埼スタのレッズ戦だって5万人届かない状況で、8万人収容のスタジアム建設とは凄い!さらに、これから鳩山政権が推進する温暖化ガス排出量の削減目標も課せられるのだから、8万人収容スタジアム建設実現は一筋縄ではいかない一大事になると思うのだが…
オリンピック招致と同様に、W杯招致は現実味が薄いし、啓蒙度が低いと思うのだが。どうするんだろうか犬養会長は?巡り巡って、他人から「狂ってる」って、言われなきゃ良いんだけど…
参考文献
小倉純二2004『サッカーの国際政治学』岩波新書
今日のお薦め
MSG「Armed and ready」『MSG』
‘80年発売の作品。何と、MSGが来年に中野サンプラでの公演が決定したらしい。来年結成30周年だって、そうかそんなになるのか…メンバーの内、Voはゲイリー・バーテンで、Bsが何とニール・マーレイ、Dsは仕事人サイモン・フィリップス先生だって。こんな時、まだコージーが生きていたらなー。一回でいいから、全盛期にグラハムのVoでDancerが聴いてみたかった。
Dokken「Nothing left to say」『Disfunctional』
‘95年の作品。先のLoud Park出演のDonは声域が狭まり歌唱力がなかったらしい。折角、Georgeが飛び入りしたらしいのに…歳かな…寂しい。
Barry Harris「Looking glass」『For the moment』

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