2009年11月1日日曜日

Pessimism or Optimism?-現状を悲観するか、楽観するか?-

皆さんコンニチワ、今日も一日頑張りましょう。
今日のお題
①現状を悲観するか、楽観するか?
 昨日、公式サイトで監督人事と選手流出の記事に関してクラブからコメントがあった。クラブの見解は、
①アルビレックス新潟戦前日に公表された橋本代表のメッセージの通り、チーム改革の推進を基本路線するために、フィンケ監督と話し合いを進めている。
②選手流失記事については、メディアの憶測に基づいて書かれたもので、クラブは来季の選手契約に関して現在選手たちと交渉中である。
 今週、具体的な進展があるだろう。
 これを受けた各紙の昨日から今日の記事は、大きく二つの内容に分かれている。
 悲観主義(Pessimism)=世界や物事を悲観的、否定的に考える立場
 報知やスポニチ、デイリーは、フィンケ監督続投の見通しにより、フロント内部、選手の不満や確執、契約満了となる主力選手流失をというネガティヴかつ悲観的な内容を強調している。あの、ディリーまで同調的な内容である。
 また、「報知」によると、橋本社長がフロントと選手の意見を押し切り、「老将と心中覚悟を固めた」と言っている。はぁ…「心中」だって。死ぬ気でやるだろうけど、「心中」する気は毛頭無いよな…でも、来季の責任の取り方は考えていると思うけどね。

 楽観主義、もしくは肯定主義(Optimism)=世界や物事を楽観的、肯定的に考える立場
 サンスポは、サラリとフィンケ監督の続投ネタを報じており、他紙のような悲観的論調は一切無い。
 他方、ニッカンは、フィンケ監督が、新戦力獲得交渉に直接携る可能性を示唆している。
 サンスポとニッカンは、一切、レッズの内輪揉めを報じていない。

 つまり、これらのスポーツ・メディアの記事を俯瞰すると、来季のレッズをネタにして、フィンケ監督続投を悲観主義的に論じるか、楽観主義的に論じるか=売上に直結しているし、それを望む読者がいるからスタンスが明確に分かれるのだろう。「報知、スポニチ、デイリー」は儲けが必要な以上、批判的、悲観的にフィンケ監督の続投に対する記事を書くのだろう。それに今更、これら三紙は橋本社長やフィンケ監督を肯定的に論じることはできまい。
 他方、サンスポとニッカンは、フィンケ監督続投に関する内輪揉めより、これからのレッズの改革を見据え、現在のクラブの内情は楽観視出来ないが、肯定的な記事を掲載している。
 前に論じたように、現実か、理想か、どちらの視点でレッズを報じるかで物語が異なる内容になるのだ。どちらの視点を取るかは、各自の自由だ。
 私は、肯定的かつ理想的に、今後のクラブの改革を見守りたい立場です。
 
②トレーニングマッチ
 昨日、筑波大学との練習試合が行われた模様。結果は、浦和レッズ3-0(前半2-0)筑波大学。得点者は19分、29分が達也、68分にファイサルだそうである。
出場メンバーは、
前半が、
GK:山岸
DF:宇賀神、近藤、坪井、山田暢
MF:阿部、濱田、セルヒオ、梅崎
FW:達也、高原

後半が、
GK:都築
DF:永田、近藤→65分橋本、平川、山田暢
MF:西澤、濱田、原口、ポンテ
FW:ファイサル、高原→60分林

 メンバーを見ると、後半に都築と西澤が参加しており、やっと実践に復帰したようである。今後のリーグ戦を考えると安心材料ではないだろうか。ただし、細貝と闘利王、、エジミウソン、山田直は欠場の様子。

最後に
  レッズの内情は、昨年のオジェック、ゲルト解任以来、その体質が変わっていないようだ。レッズの問題は、組織内部の問題が大きく関わっているのだろう。(大野)勢太郎さん達の本を読んで、問題は監督、選手だけではないと感じた。
 さらに、大原張り付きの新聞記者内部で、「イジメ」があるらしい…一部の新聞記者の品格は、記事だけじゃなくて、行動にも現れているらしい…オー恐…

参考文献
大野勢太郎ほか2009『新 浦和REDSの真実2009』レディオ・パワー・プロジェクト


今日のお薦め
Def Leppard『Adrenalize』Deluxe Edition
 今年発売された、リマスター版CD2枚組である。’92年の初版より音がクリアーに聴こえて良いと思うが、元々デジタル録音だから明確な差を聴き分けるのは難しいと思う。2枚目のCDは、92年のライヴ音源とシングル版収録の曲が計12曲収録されている。お薦めは、「Tonight」のアコースティック・ヴァージョン。しっとりしていて心地よい。 
村治佳織『Sinfonia』
 バッハ、スカルラッティ、ヘンデルの曲を収録。流しっぱなしでも邪魔にならず、心地好い曲が流れる。
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