今日のお題
雑談、フィンケ、闘利王、オシム
さて、昨日の京都戦に破れてしまった。今年の癖か勝ち続けることができない、決定力不足だったようだ。昨日の試合後のフィンケ監督のコメントを観ても、流石に昨日の敗戦に落胆しているようだ…
KBSの音声をFMで聴いていた。地元贔屓なのは目を瞑るが、解説の京産大かなんかの監督がやたらと「○○高校出身の××君、私知ってますが…」とかやたらと自らの交友や知己の関係を鼻に掛けた解説…おまけにレッズの阿部のことを「阿部君」とまで呼んでいた…
何より頭を抱えたのは、この解説者さんの「クダラナイ・親父的ダジャレだ」…これをKBSアナウンサーが「ヨイショ」するからたまったもんじゃない…どうやら名物らしい…が勘弁して欲しかった。おめでたい、七夕野郎達だ…二度と聴きたくない…こちらが聴いているのが解らないらしい…
さて、遡って試合前のフィンケ監督のコメントからこれまでのチームの状況を整理してみよう。かなり、重要なコメントをしている。 なお、コメントは公式サイトを参照してください。京都戦に関するコメントは省略します。
信藤TDの療養とコミュニケーションへの質問に対して、フィンケ監督は何時ものように明らかにメディアへの詳細なコメントを拒否している。これまでの、スポーツ紙の報道を考えれば正直に話さないのは無理も無いし、大切なことをわざわざメディアに話すこともないからだろう。
ベテラン選手の活躍は平均年齢の数字について、フィンケ監督は、平均年齢よりも「もっとも大切なのは選手たちの平均年齢ではなくて、選手たちのピッチ上での回復力」だと述べている。さらに、前節の磐田戦後半でその回復力の低下から一時的な危機に陥ったことを指摘している。磐田戦のような劇的な勝利は幸運も手伝ったものであったとも述べている。
「ただし、サッカー界での経験から言えば、通常は年上の選手の方が、この回復力という分野に関して、問題を抱える可能性が高いということです」と一般論を述べている。
ということは、これまでの報道でレッズのベテラン選手放出と若返りをスポーツ紙が大々的に報じているが、フィンケ監督は選手を年齢よりも身体能力で評価しているということだ。
ACL出場と選手補強については、試合前であるがACL出場について恐らくチームの戦力を現実的に判断してシビアに観ていたのではないだろうか。さらに、補強に関しては、「そしてもちろん、クラブの責任者達が来年以降の補強のことに関して考えるとき、もちろん自分も監督としてその数人の責任者達の一人になるわけですが、頭の中でACLに出場する可能性があることをしっかりと考慮するのは当たり前のことだと思います。これは私たちの毎日の仕事の一部です。ただしこのようなことの内容、詳細について、私は、公の場で語る事は、したくありません」とクールな対応。
恐らく、こうしたフィンケ監督の冷静な返答を一部のスポーツ紙が「根に持って」、「反フィンケ」記事を扇動しているのだろう。そう、あの緑のスポーツ紙だ…
さて、闘利王の移籍報道に関しては、フィンケ監督と闘利王や他の選手全員との話し合いは行われているようだ。この点は重要だろう。フィンケ監督の選手との基本的スタンスは、「大切なのはお互いの目を見合って、しっかりと直接会話をすることです」と述べている。フィンケ監督の話だと、その話の内容は自らは話さないが、フィンケ監督との話の内容をリークしてしまう選手がいるようだ…あるいは、スポーツ紙がそうした記事を「ねつ造」、「放火」するのだろう…フィンケ監督と全選手が話し合いを持っていたことを報じたスポーツ紙は存在しない。
「ただし、私としてみれば、その選手の答えが新聞を通して私の手元に来るのか、それとも直接彼が自分に話をしてくるのか、つまりその選手がどういう反応を示すかということはしっかりと見ています。これは常識的なことだと思います」とフィンケ監督はいたって冷静だ。
闘利王の去就について具体的に明言していない。がネガティヴな印象は無い。もし、闘利王とレッズとの契約の問題が、金銭面や契約面の問題だとするともはやフィンケ監督の関与する立場はないようだ。そうすると、移籍の可能性が大きいものの、僅かだが「残留」選択肢も残されるだろう…
一体、誰が闘利王とフィンケ監督の確執を「丁稚上げ」たのだろうか?
結局、来季のレッズの構想は、フィンケ監督のコメントを読む限りでは秘密裡に行われているようだ。従って、スポーツ紙が報じている内容には、正しい報道もある反面、「誤報」が含まれているようだ。「誤報」の方が多いと思うが…
ただし、フィンケ監督の返答の通訳や伝え方次第では、「誤解」が生じてしまう可能性も考慮されよう。かつての、セルヒのダイブ発言があったように。
特に、思慮が浅いスポーツ紙記者達なんかは、「言葉の皮相」しか仕事のネタにしないのだから…
信藤TDはやはり過労とストレスから甲状腺機能障害ということで休職となった。メディアの不躾な詮索やクラブの内外の様々な問題から心身を崩してしまったようだ。何と言うタイミングだろうか?選手、クラブ・フロント、コーチ、クラブの鼎(かなえ)のパイプ、コミュニケーションは大丈夫だろうか?最後の最後になって…このまま解任を伝える一部のスポーツ紙を観ると残酷にさえ思える…早く回復されますように…
堀之内は腰のオペを行い今季は欠場のようだ。来年に備えて療養してもらおう。
ドイツ、ヴォーフムの小野伸二が、27日のケルン戦に先発フル出場するも0-0のスコア・レスのドロー。プレス・キッカーも努めたようで徐々に出番が増えてきた模様で、うれしい限り。怪我しないで、頑張れ!
オシムが先週22日から久しぶりに来日している。どうやら浦和-鹿島戦か柏-川崎戦を観戦するようだ。多分、こっちを観に来るのでは?そこで、フィンケ監督との接触を期待したいのだ。できれば、フィンケ監督に対するコメントを期待したい。ある意味、来季への布石を打つということで…
しかし、Jリーグへの復帰とか、スポーツ紙が書いているが、オシムの写真の痩せ方を観て体調が万全ではないことが解らないのだろうか?あれは病気をした人の痩せ方なのに…スポーツ紙は本当に教養無いな…
最後のホームの鹿島戦でJリーグの優勝が決まると言う皮肉、しかもその死闘にレッズは関わっていない…しかし、維持と自尊心を見せなければ…
最後のゲームで劇的なドラマを目の当たりにしたいものだ…
どうだろう、昨日のスタメンで書いたように、阿部をポンテの位置に起用しては?
今日のお薦め
Asia「Whising」『Astra』
‘85年の3枚目の作品。
BLUE MURDER「SAVE MY LOVE」『NOTHIN' BUT TROUBLE』
‘93年の作品。メジャー調のバラード。
ABBA『Gold Greatest Hits』
ABBAのベスト版、掛けっぱなしで疲れないアルバム。コーラスを聴いていると心地良い…

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