今日のお題
分れ道、組織と個の生き方
昨日の試合の3点のシーン、コボレ球に反応した闘利王のシュートはゴール・ポストをリバウンドし右方向へ、それに対応したエジの右足から放たれたシュートがゴール左隅に突き刺さった。万事休す。闘利王のお膳立てが、チームを勝利に導いた。
もし、闘利王がドイツW杯で代表入りしていれば、海外に4年早く移籍できた可能性があったのではと思っている。何かの本で、ジーコの意向で闘利王は代表召集されなかったとか?どうやら、以前に鹿島への誘いを闘利王が断ったことで、代表に召集されなかったとか読んだ記憶がある。真偽の程は定かではないが…
いよいよ、闘利王のクラブ退団と海外移籍が正式に発表されそうだ。散々、ハエのようなスポーツ・メディアの「焚付け記事」による不正確な情報により、その去就が取沙汰されていたが、やっと闘利王やクラブから公式見解が報じられそうだ。
世の中、個人(選手やクラブ職員)とそれが集まって出来ている組織(クラブ)によって成り立っている。最終的に、闘利王のサッカーに対する思惑とチームの思惑の「相違」が修正できないため、闘利王の退団が決定的に成ったのだろう。
やはり、来年のW杯出場と海外移籍は、闘利王が望むなら挑戦した方が良いと思う。闘利王の年齢と体力面の状態から、今が最後の移籍機会だ。
どうやら、スポーツ紙はいつもの「判官贔屓」を持ち出して、フィンケ監督を悪者にしそうな気配だ。しかし、フィンケ監督は、絶対に闘利王の退団に対する見解を持っているはずなので、そちらもしっかりと確認したい。決して、スポーツ紙の言葉には、踊るまい…
何事も、物事には時期とタイミングがあると思う。闘利王とレッズにとって、今が分かれの時なのだ…個人と組織は、別の行き方なのだ。闘利王が生きてゆくのと同じように、レッズも生きてゆかねばならないのだ…
追記
日刊のみが報じているが、闘利王がどうやら体調不良を訴え、今日の練習を欠席、自宅静養だとか。やっぱりね…心身共に疲れていると思う。ゆっくり休んだ方が良いだろう。本当に、お疲れさん…
功を奏した3FW
昨日のスタメンの前線の布陣は予想通りエジが1トップ、達也が右、高原が左で、その下にポンテ入り、前線4人でダイヤモンド型のようだった。原口の時よりも左右のサイドの攻撃のバランスがしっかりしていたと思った。それに、サイド攻撃は何時もの場合は攻撃に対応しての中央の見方の駆け上がりが遅かったが、昨日は中央と逆サイドの駆け上がりも非常に素早かった。攻守の切り替えがスムーズだった。
エジの活躍には何も言うことは無いだろう。2点目の失点時のマーク・ミスも帳消しとなる活躍だった。
もっと早くこの布陣での試合を観てみたかった。達也の裏への抜け出しやパス・スルーは見事だった。後半は足が痙攣するほど頑張っていた。それに、高原も流石にボール・キープ力がありターゲット・マンの役割もしっかり果たしていた。
闘利王と坪井のDFラインの押し上げとコントロールが見事で、何度も平川がオフサイド・トラップに成功していた。また、闘利王がオーバー・ラップした際の啓太のDFの代役も評価しないといけない。彼がいるから、闘利王が前のめりで攻撃に参加できたのだ。相変わらず、闘利王の戻りが…
若手中心の布陣も良いが、昨日のようなベテランを中心とした布陣でも相手によっては十分善戦可能であることが証明された試合だった。最後まで攻撃的布陣で采配を振るったフィンケ監督も見事だったと思う。
最後に
昨日の磐田戦の劇的勝利。久々の観戦だった。あの瞬間、久しぶりに脳が痺れるほどの興奮と感動を味わった。まるで、エンドルフィン(脳内麻薬)で覚醒したようだった。
やっぱ、スタジアム観戦は辞められないわ…サッカー中毒か?
闘利王の退団の直感があって買っておいた埼スタ開催のチケット、次はいよいよ鹿島戦だ…
昨日の勝利で、フィンケ監督の契約交渉も進むのではないだろうか?
今日のお薦め
Gary Moore「Sparate ways」『Ballads & Blues, 1982-1994』
‘94年のベスト版収録。心にくるバラードだ。もはやゲイリーのGtは人間国宝の粋だね。
今日は、心境的にこれ1曲だな…

にほんブログ村

0 件のコメント:
コメントを投稿