2011年4月29日金曜日

Today’s chatting‐雑談、レッズの分岐点‐

Turning point in REDS.

皆さんこんにちは、今日も頑張りましょう。
今日は、杜の都仙台でのベガルタ戦、色々な思いが交錯する大事な試合ですねぇ…
レッズのHPによると今日のスタメンは、
GK:山岸
DF
:高橋、スピラノビッチ、永田、宇賀神
MF
:山田暢、柏木、マルシオ リシャルデス
FW
:達也、原口、エジミウソン
SUB
:加藤、坪井、野田、啓太、セルヒオ、マゾーラ、高崎
名古屋戦の時と同じですな。
私は、CBのスピラと永田が今後も安定した守備力を確立できることが今期の大きな鍵を握ると思っています。さらに、暢さんを一列前に上げて泥臭い仕事を担ってもらうことも大事だと思います。本当は、啓太が頑張るべきだと思うんですがねぇ…

今、現京都サンガF.C.GM祖母井秀隆氏の著書『祖母力』を読んでいます。非常に面白い内容で、文章力や構成が見事だと思います。しかも、この方もスピリチュアルなものを持っているようですな…ある種、オシムやフィンケ前監督のような玄人はだしの人とお察しいたしました…

で、レッズに関する内容して、2人の人物の記述が目に止まりました。
1.オジェックの人種差別
祖母井さんがドイツのケルン体育大学に留学してA級ライセンスの講座を受講していた時の講師がオジェックだったそうですが、祖母井さんや以外の受講者のトルコ人、アラブ人、エジプト人、旧ユーゴ人、イタリア人など外国人に対する人権軽視の言動が酷かったそうです…
おまけに、ドイツのサッカー協会は、ライセンスの最初の試験で外国人全員が本当は合格していたのにわざと不合格として追試をさせたそうで…嫌がらせですな…

振り返ると、レッズでも選手起用や守備で4バックを採用し、選手との確執や不満が生じていたことを思い出しました。
人種差別を平気でする人間なら、選手の固定起用やクラブ内の摩擦など瑣末なことなんでしょうな…

2.エンゲルスの能力
祖母井さんがジェフのGMとなった1999年に、エンゲルスが監督に就任しましたが、祖母井さんは大きな誤算に気づいたと記していました。
「よく知っているつもりだったエンゲルスが、自分が描いていた指導者とは違っていたことでした。」と記して期待外れとの評価をしています。祖母井さんは、エンゲルスにヨーロッパ的なハードな練習を期待したが、計画にない休みを選手に与えたり、当時新人であった阿部勇樹のスケジュールを優先させた練習時間の設定などでチーム内に不協和音を生じさせたそうです…
祖母井さんは、エンゲルスに対して「メガネ違い」と評していますな…

もう、この頃からエンゲルスは、訳の分からないことをやり始めていたのですな…
この人はコーチや途中からの監督采配には結果を残していますが、長期的な監督采配にはかなり前から問題があったんですな…

この人達は、ギドがレッズを去ったあとにレッズを率いましたがその結果は言わずもがなですな…一体誰が選んだのでしょうか、この人達を…オジェックとエンゲルスのこうした記述を考慮するとレッズでの彼らの采配の問題は必然だったのではと思えますな…

ところで、犬飼さんや祖母井さんたちにあって、藤口元社長、柱谷GM、橋本社長たちに無い物、違う所とはなんだろうか?と祖母井さんの本を読んでいてふと思いました…どうも、思考力や感覚の差が両者で大きく違うように思うんですがねぇ…私は後者の人たちは思考力や発想が、ありふれたステレオ・タイプで、狭いニッチでの思考や発想だと思っています。前者の人たちは、ある意味変わっていますし、いざとなった時の行動力と決断力があり、度胸があり、矜持がある人たちだと思います…方や後者の人たちは、クラブで問題が起きるとオロオロ、ウロウロ、後手後手、言い訳、言い逃れ、責任転嫁や無責任などに転じて、矜持(誇り)が感じられないような対応を取っているように思えます。

祖母井さんの著書を読んで、レッズが現在の地位にあるのは、悪い意味でそこ関わった人たちの因果であり、結果が生じたという必然(因果応報)であったと、改めて感じられるのですがねぇ…

今、ペトロがレッズで再配をフルっています。本当にレッズは分岐点だと思います。悪い流れを絶ち切って欲しいのですがねぇ…

追記
出かけていて先ほど帰ってきました。がっ、
まっ、負けてどうするんだろう…?ベストの布陣ではなかったのでしょうか?
こういう対戦カードの取りこぼしが、後半戦に大きく響くような気がしますな…

フィンケ前監督がFCケルンの監督辞任に伴い残りの試合で指揮を執るとのこと…
オシムの動向と共に、気になる二人です…

参考文献
祖母井秀隆2008『祖母力』光文社

最後までお付合い頂きありがとうございます。
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できることから始めよう!
 不死鳥、日本

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